色留袖・黒留袖
色留め袖は、パーティーや結婚式などに着るのが“色留袖”です。ミスやミセスどちらも着ることができます。身内の結婚式の場合は“黒留袖”を着ます。
留袖には、黒留袖と色留袖があります。ともに既婚女性の最も格の高い慶びの第一礼装です。
正式には、染め抜き五つ紋を付け、江戸褄模様が全体に柄付けされています。一般には地色が黒の黒留袖を第一礼装とし、黒以外の地色の色留袖は、黒留袖に次ぐものと言われています。どちらも第一正装、礼装に変わりはありません。宮中や国際的な外交儀礼の場では、英国慣例に従い黒は避けて色留袖が最高の装いとされています。三つ紋付、一つ紋付は、紋の数に準じて格式が下がります。